12月21日、荒川河川敷コース
で荒川河川敷大学対校駅伝競走大会が行われた。今回の駅伝には、我が陸上競技部から男子対校(大垣、斉藤、江島、石川、高橋、森田のオー
ダー)、男子オープン(柳谷、岡本(短)、飯田、石橋、石川(跳)、服部のオーダー)が出場した。対校は江島と森田が故障から復活しベストメンバーに、オープンは短距離から岡本、跳躍から石川順の助っ人を借り、念願の出場を果たした。
まずは対校レース。1区(10.0km)は23大駅伝同様、大垣(2)。直前の日体大記録会では5000m14分台、10000m30分台を達成しているだけに、好位置でのタスキリレーが期待された。1区は予想通り、横浜国大の中山が引っ張るハイペースに。10日後に箱根駅伝の大一番を控える学習院大の川内は、後方から抑えめにレースを進めた。有力選手が次々に集団から脱落し、途中川内が抜け出す場面もあったが、大垣は余裕をもって8kmを2位で通過。このまま中山らも引き離すかに見えたが、惜しくもラストのスピードでかわされ、区間4位に。それでも10kmを30'46の区間タイムで各校のエースと渡り合ったレースは、来季以降の活躍を感じさせるものだった。 続く2区(3.0km)は、本来のスピード区間に戻った斉藤(4)。23大駅伝では当日の体調不良で失速しただけに、リベンジに燃えていた。予想以上の順位でタスキを受けた斉藤は、先頭を走る学習院大との差を大きく縮める走りを披露。区間賞だった東理大には抜かれたが、チームの大黒柱として堂々たるレースを披露した。区間タイムは9'22の区間8位。 3区(8.0km)は、23駅伝で悔しい観戦を強いられた江島(5)。斉藤同様、ラストランでのリベンジを誓った。戦前の予想では東工大、学習院大との競り合いになるのではないかと予想されていたが、江島は学習院大をあっさり抜き去り、圏外に追いやる。逆に優勝候補筆頭の防衛大に抜かれるが、ノーマークだった東理大との差も縮め、25'35区間4位の5位で4区へ。東理大を抜ききれなかったのが悔やまれるが、それでも各校の準エースが集い、過去最高レベルとなった3区で区間4位の成績は賞賛に値する。
4区(8.0km)は直前の5000mで好記録をマークした石川(2)。8kmは完全に専門外だが、昨年の悔しさを晴らすべく、こちらもリベンジに燃えていた。東理大の直後にタスキを受けた石川だが、その差は少しづつ開いていく。学習院大との差は開ききったが、東理大を捕らえるには厳しい差がついていた。それでも26'13は昨年の記録を1分以上縮める区間10位。この1年間で、長距離も走れる強さを身に付けたことを証明した。 5区(5.0km)は23大駅伝同様、高橋(4)。1週間前にフルマラソンを走り、そのダメージが懸念されたが、当日はほとんど影響が無かった様子。懸命に前を行く東工大と東理大を追った。この時点で東理大は東工大に追いつき、3位集団を形成。6区に森田を残しているとはいえ、逆転には1分以内でのリレーが必要となった。高橋は箱根予選会以降のレースを低調な記録で終えていたが、この日は16'37の区間タイムをマーク。3位集団との差は若干開いたが、区間13位で役目を終えた。
6区(8.195km)は森田(3)。今季は再三の故障に見舞われ、このレースも23大駅伝以来のレースとなった。森田に渡った時点で、3位集団との差は約1分5秒。ほぼ逆転不可能な差だったが、森田は前半の5kmで30秒、その後も500mごとに5秒ずつ差を縮める。ラスト1kmで東工大がスパートを残しており逆転は不可能になったが、東理大との差はグングン縮まった。最後の最後で逆転かと思われたが、森田のスパートが足りず、3秒差届かずの5位でゴール。大逆転はならなかった。森田は25'46で区間賞を獲得。森田にとっては、悔し涙の区間賞となった。
続いてオープンレース。1区(10.0km)は柳谷(4)。直前の日体大記録会でベストを更新し、対校メンバーも有り得た柳谷だが、やはり持病が思わしくなく、オープンの1区に。レース後に来季も現役続行を宣言することになるが、この日は苦しいレースとなり、36'29で2区に繋いだ。 2区(3.0km)は短距離から岡本(M1)が助っ人として出場。最近長距離の面白さを覚えた岡本は、11'02の好記録で3区へ。惜しくも目標の11分切りはならなかったが、レース後の岡本の表情からは、達成感と満足感が見てとれた。 3区(8.0km)は飯田(1)。日体大記録会は入学直後の水準まで記録を落としてしまい、最近の不調を露呈した。この日も終始ペースは上がらず、29'15でタスキリレー。来年以降の復調に期待したい。 4区(8.0km)は石橋(3)。今年は昨年のような長距離に対する強さは見られず、この日も専門外の8kmで失速。29'40は、本人も納得のいかない成績だろう。来季のラストシーズンでは、専門内外での復活を見たいところ。 5区(5.0km)は跳躍から石川順(5)が助っ人に。もともと長距離は得意であり、十種競技でも1500mを走る石川だが、この日は5kmの長丁場。前半をスローペースで入り、20'34で完走。この経験を専門の走高跳に生かしてほしいところだ。 6区(8.195km)は服部(5)。箱根予選会で引退し、23大駅伝のオープン以来のレースとなったが、そこで痛めていたアキレス腱が完治せず、全体的にペースが上がらない。ラストは意地のスパートを見せ、34'23で大学最後のレースを終えた。
対校レースは3位を狙えた展開での5位だっただけに、非常に悔しい結果となった。しかし5位という順位も総合記録も、2006年の学内歴代最高を上回る
ものとなった。今季の中長パートは半数が4・5年生だっただけに、来季以降の選手層が不安視されているが、2年生を中心に、来季を期待させる結果も出てい
る。年が明けると本格化する冬練で力を蓄え、年間通して好調を維持できる体を作ってほしい。 最後に今大会で助っ人として出場してくださった岡本さん、石川順さん、そして1年間中長パートを支えてくださったみなさん、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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